まず大きくは、外からの外気の影響を防ぎ夏の暑さ・冬の寒さを室内に取り込みにくくすることで、室内の温度変化を小さくすることができます。 そして、室内の温度変化を小さくすることは、冷暖房器具の大きな手助けとなるため、省エネ効果を高めることにもつながります。 また、省エネ効果を高めることは、電気やガスなど光熱費を抑える家計の節約、延いては地球環境にやさしい生活をおくるというエコなライフスタイルを確立することにもつながっていきます。 何より、こうした断熱効果からつながる暮らしの快適性や省エネ化は、「住まいと健康」の関係性を考えるうえでも重要なポイントとされており、近年お家の“断熱”へ関心を持たれる方が増えてきていることを実感しております。

 

ダブル外断熱とは

ダブル外断熱とは、柱の外側・柱間の双方に断熱材を施す「最強の断熱工法」とも言える断熱のカタチです。

通常では[外断熱]と[内断熱]どちらかの断熱材を使用することが一般的ですが、[外断熱+内断熱]とダブルの断熱材を併用して使用することによって、より断熱性能の高い快適な住まいを実現します。 メカニズムとしては極シンプルながら、理想的な断熱工法になります。

 

外断熱塗り壁工法『オメガシステム』とは

1950年代にヨーロッパで生まれ、米国では既に外壁マーケットのおよそ17%を占めるほどに普及している『EIFS(湿式外断熱:外断熱塗り壁工法)』。 それを基に、米国にて一般建築向けに開発された新工法が『オメガ・アクロフレックス』。 そこからさらに、通気層や結露の防止など、日本の気候風土・建築様式(木造住宅)に合わせて新たな改良が施され開発された外張り断熱工法が『オメガシステム』です。

防火認定など、数々の日本基準の許認可(木造住宅)を取得し、[外張り断熱]と[塗り壁]を同時に実現しながらも、世界的にも評価される優れたデザイン性を持つことから、近年人気が高まっている“外壁用建材”になります。

外断熱による快適性・省エネ性

外断熱工法は、建物の外側をすき間なく覆い、外壁〜内壁間で熱を伝える『ヒートブリッジ(熱橋)現象』を抑えることによって、理想的な高断熱・高気密を実現するものです。 オメガシステムによる外断熱は、「お家を断熱材で包み込む」イメージになります。 柱や梁など、建物自体の構造材の湿度まで一定に保ち、構造部分内での温度差が生じないようにすることで、反りや割れが起こりにくい環境をつくり出し、家の長寿命化にもつながるよう考えられています。

オメガシステムの外張り断熱材『オメガ断熱ボード』は、フォーム状に形成された空気層によって、壁内に浸入した雨水・湿気を外部に排出し壁内の結露を防止するとともに、遮音性を向上させる効果を発揮して、より良い住環境を提供してくれる快適性を有しています。 また、オメガシステムが実現する非常に高い断熱効果は、冷暖房器具によるエネルギー消費を大幅に削減することにもつながるため、生活・家計における省エネ化にも大きく貢献してくれることでしょう。 こちらのボードは切り回しが可能なことから、在庫などの廃材が少なく、端材もリサイクル可能のため、エコロジーの観点としてこれからの住宅建築において大きなポイントとなる「自然にもやさしい家づくり」を実現します。

高い耐久性・耐震性・防水性

下地ボードからフィニッシュコートまで、何層にも重なる素材の一つ一つに工夫が施されているオメガシステムは、非常に軽く、建物に与える負荷を軽減することにより、高い耐久性を発揮します。 下地材(フォーム)の柔軟性建物の揺れを吸収することで、割れ(クラック)などを防ぐクラックレス効果を生み出し、塗り壁への影響を低減するため、高い耐震性にもつながっており、従来の塗り壁のデメリットや欠点の解消にも対応しています。

また、壁に継ぎ目を作らないため、高い防水性を有していることも大きな特徴です。

高いデザイン性

オメガシステムは、切る・削る・付ける・溶かすなどの自由な加工、塗る・描く・ぼかすなどの自由な造形が可能で、従来の『サイディングボード』では不可能だったアールや曲線・凹凸・デコレーションから重厚感まで、幅広く表現することができます。 多数のフィニッシュカラーとテクスチャーを備えているため、『モールディング』などと組み合わせることで、様々な建築様式を再現することが可能とされ、アミューズメントパークやテーマパークなどでも採用されています。

その自由度と豊富な表現力による高いデザイン性は、デザインの幅を大きく広げ、お家の外観デザインに一層の特別感・オリジナリティーを持たせてくれることでしょう。

工期の短縮&コストの削減

オメガシステムの湿式工程に要する養生期間は24時間とされており、従来に比べて大幅な工期の短縮をすることが可能となりました。 また、オメガボードにあらかじめ通気層が形成されているため『通気胴縁』の施工が不要であること、オメガボード自体が塗り壁の下地となることも手伝って、綿密な工程を踏みながらもスピーディーな仕上がりを実現しています。 そうした施工時間の短縮は、総じて掛かる費用の削減・コストダウンにもつながっていきます。

   

家づくりにおきましては、“断熱”についてピックアップするだけでも、様々な方法やカタチがございます。